この花火大会には残念ながら私は一度も行ったことがない。図書館で「夜の絶景写真花火」泉谷玄作著を借りて、初めてプロの写真家による花火の写真を見ているうちに描いてみたくなって筆をとった。手法は前回と同じくPermanent Masking Mediumとローソクを使った。自由の女神像とレインボーブリッジを前面に浮かび上がらせた名前通りのレインボー色の花火を実際見たくなった。
お台場レインボー花火 ファブリアーノ紙 P6号 2017/08/27
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管理者 前田和男
今日は、花火を描いた。題材は2003年8月10日の東京湾花火の4枚の写真を基に創作した。実は、この東京湾花火は私が78歳の人生の中で初めてお金を出して見物した花火である。私の友人でロータリクラブのメンバーが一人いるが、彼から品川のさるビルの屋上をロータリクラブが借り切ってビュッフェスタイルで東京湾花火を観る会があるが参加しないかとお誘いがあり家内と二人で参加した。
ワインを飲みながら花火見物とは贅沢であるが、こういう機会は自分では作れないし、普段は我が家の家計では大蔵大臣が許さないが、友人のお誘いという名目では夫婦同伴が常識だということで実現した。
今日、なぜ、花火を描く気になったかというと、私に、YouTubeから柴崎春通とい画家が4分スケッチという動画を時々送って下さる。最近の動画で花火に描き方の紹介があった。私の教室でもイメージで下絵を作成することを学ぶが赤、黄、青、緑、橙等を自由に使って下絵を描く、もちろん花火を想定してである。あとは、ロウソクで花火を描く。私はPermanent Masking Mediumも使った。
東京湾花火 ホワイトワトソン紙 F8号 2017/08/21
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今週は、上野博著「中級水彩 風景スケッチ」を借りてきて読んでいる。題材は、ベニスに旅行する人は誰も知っている風景である。サンマルコ広場のゴンドラ乗り場から対岸を見ればいやでも目に付く「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会」という有名な教会である。昨年は、アカデミア橋から眺めた夕焼けの風景を描いた。上野画家は、私の先生と同じように明暗(トーン)で見る、描くを強調している。
1)先ず、写真から描いたい対象を切り取る。2)トーンで見る。3)明暗で描く。(できれば仮スケッチ)4)ドローイングを描く(細部は省く。)5)ファーストウオッシュをかける。6)トーンの枠を守りながら美しい色に置き換える。7)配色のデザインをする。色を重ねすぎると濁るので最少の手数で描く。(ここは私と違う。私は画面上で混色をしてイメージ色に近づける。)8)乾くと薄くなるので少し濃いめに描く。9)細部を描きこんで仕上げとする。
ベニスの風景 ファブリアーノ紙COLD PRESS P6号 2017/08/08
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