Gallery 前田

Gallery 前田は水彩画のホームページです。しかし、自宅では油彩、教室ではガッシュやパステルにも挑戦しています。

管理者 前田和男

06月

バラ園の写真から構図を創る

今月の普通コースは、バラ園の写真から自分の画用紙の大きさに応じて2-3個の薔薇を描くことである。ただ、2回の講座、即ち6時間で完成することである。

皆さんはF6号紙を使っていたが私はF8号紙だったので縦に使用し、構図として3個のバラの花を主役に、脇役として赤系統の花と紫系統の花を切り取った。

受講生は20名近くいたので、先生のコメント及び指導の順番が廻って来なかった。従って、第一回は、自分なりに80%ほど完成し、第二回の週は脇役にはあまり手をつけず、バックの緑、即ち葉っぱ類とバラの関係を完成させることにした。ただ、紅い花はもう少し彩度を落とさないとバラが引き立たない。    (2017/06/14)

本日は、2回目で最終仕上げの日である。自分としては、1回目でほぼ80%完成した積りだったので、本日の3時間は、余裕のある日であった。バラの本体は、あまり手を付けず、バラの周囲の背景を明暗を付けて書き込んだ。後は、赤い花の色彩が強かったので、青色を薄く入れて彩度を落とし、バラの後ろに位置している所は、青色を濃く入れて明暗をはっきりとさせた。下部の紫色、青色の花、白い花は、脇役なので余り目立たなくさせた。
本日、先生の指導が一番最後になり、バラの花を見て頂いたコメントは、花の下部は背景との調和を考えて、もう一段と陰を濃くして、花びらとの境はぼかした方が良いとのことであった。   (2017/06/28)

薔薇  ホワイトワトソン紙F8号  2017/06/28加筆

薔薇  ホワイトワトソン紙F8号  2017/06/14

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世田谷区、等々力渓谷でスケッチ

皆さん、都会のオアシスと言われる都内の等々力渓谷に行ったことがありますか。昨日、ここでスケッチ会がありました。入口が22度、渓谷が19度でした。ここには京葉読売教室で一度訪れて描いたことがります。10数年前です。色使いが幼稚だったことが恥ずかしいですが、比較のために並べました。

今回も、主役の渓谷の水の流れをマスキングで表現して、かつ、脇役の渓谷の緑をバックにし、橋とお堂を真ん中に入れました。暗い中でも燈っていた灯篭はアクセントです。

先生は、昔のように緑を個々の葉っぱでなく、明暗でイメージとして表現せよということで結構暗く仕上げました。

宮口さんから、同窓会のホームページでも紹介したらというアドバイスで、最近作をD38のホームページに転載します。

等々力渓谷 ワトソン紙F6号 2017/06/07

京葉読売教室のスケッチ会で

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白山神社で紫陽花を描く

今週のスケッチ会は我が家から1時間ほどの所にある白山神社(文京区)であった。天気が良く10数名が集った。皆さんは、F6程度の縦に神社と紫陽花を描いていた。私はP8号を持参していたのでPサイズの特徴を生かして横にして、神社より白、黄、ピンク、青、紫等の紫陽花の庭園に焦点をあてた。そして、ちょうど神社の紫陽花祭り期間だったので洋風提灯をアクセントに取り入れた。左側の電柱と樹木は省いた。

皆さんはデジカメで写真を撮ってから、デジカメ写真と現場の雰囲気と比べたことがありますか。私の様に絵を描いていると、自分が混色した色や彩度、明暗が写真と実際の絵を比べてしっくりと納得できないことが多い。今回特に気になったので色調補正ソフトを使って実際の絵の雰囲気に近いように修正した。

実際の絵の色調はこのようになっています。 2017/06/04  色調調整

白山神社と紫陽花 ファブリアーノ紙P8号 2017/06/02

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石膏像とトランペット 

久しぶりに大作(特別創作教室で描く20号程度のもの)を描いた。対象物は何度も描いているが、描く方向が都度異なるので、新鮮さがあるし、いつ描いても難しい。

石膏像は、デッサンの基礎材料であるが、いつ描いても難しい。先生は、陰影をいかに表現するか、構成する部分の形の特徴をつかめとおっしゃる。

楽器はトランペットであるが、金色に光る部分と陰になる部分の表現を描くことになる。

補助役として太鼓、クラリネット、バナナ、もも、メロンが用意されているが全てを描くのでなく適当にトリミングしてある。あくまでも引き立て役であるから。

石膏像とトランペット ファブリアーノ紙 55cm X 75cm(P20号)    2017/05/31

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