今回の通信講座は、標記の通り西洋の絵画風に描くという習作です。先生から送付されたA-4サイズの写真を拡大コピーすることから始めることになった。先生はF8号を想定していたようであるが、生憎F8号の水彩紙が無くなっていたのでF6号に描くことにした。従って、A-3サイズにコピー機で拡大した絵を裏から木炭で果実と野菜を写し取ってF6号水彩紙に転写した。
果実と野菜 ファブリアーノ紙F6号 2021/02/17
転写した下絵
教材写真A4サイズ
管理者 前田和男
通信講座で先生から、標題の写真、制作のポイントガイダンス、完成図が送付されてきました。
写真の場所は先生が以前スケッチ会で訪れた「山梨県北社市の尾白川渓谷」とありました。水のきらめく質感、緑と岩の色の遊びを自由な感覚で描くのが肝要とありました。私もいろいろな教本を読んでいて、いつか岩の間から流れ落ちる水流を描きたいと思っていたので格好の教材でした。
先ず、急流となっている岩の間を流れる場面はマスキングインクで白抜きにしました。また、河辺の緑の樹木の間で日光にきらめく葉をマスキングインクで白抜きにして後で淡い緑で着色しました。尚、昼光下の写真と電球下の写真で感じが変わるので、2例を並べます。
昼光下の写真
電球下の写真
水辺を描く ファブリアーノ紙F6号荒目 2021/01/05