今日の課題は、従来のコラージュより一歩進んで、透明水彩、不透明水彩の絵に、パステルで陰影をつけて、明るい部分を描き起こすことであった。とりあえず、透明水彩、不透明水彩で描き進んだ。先生は、コラージュしたものを無駄にしない、すなわち、色彩で塗りつぶしてコラージュ部分が見えないようにしないこと、あくまでもコラージュ部分を残すことが求められた。ただ、私は、前回同様、透明ジェッソによるマチエールにこだわった。自宅でコラージュとマチエールを先に作ったので、構図を縦にするか、横にするかが判らない。先生が作った構図をもとに、結局、縦に描くことにした。マチエールは、籠にあるリンゴとミニトマト部分に構図上来てしまった。ジェッソの性格上、不透明水彩もパステルもジェッソの表面張力で完全に塗りつぶせない。しかし、ジェッソの襞のマチエールが面白い模様として残った。
先ず、透明、不透明水彩で下絵を作った。
次に、パステルで仕上げた。
コラージュをベースにした静物 ワトソン紙 F20号 2016/06/29
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