石神井公園、三宝池

本日は、石神井公園のスケッチ会であった。この公園へは初めてであったが大変大きな公園である。池は石神井池と三宝池に分かれており、今回は三宝池を描くことにした。参加人員は多かったので先生の指導も大変だったと思います。私以外は、池の入口の蓮池を描いていた。私はせっかく来たので池を一周して、神社（皆が弁天さんと呼んでいた。）を対岸から描くことにした。描いていると、この公園は付近の住民の毎朝の散歩コースのようであるこが判った。というのは、リタイヤーした男性や女性が皆顔見知りのようで、皆挨拶してベンチでおしゃべりするのを日課にしているようであった。

さて、描き始めて、どのようにまとめるかに苦労した。というのは、空以外は緑一色の新緑の気候である。池も周囲の木々が移って濃い緑である。そこで、対岸の神社と隣の吾妻家（池の見物台のようである。）を中心に、手前の遊歩道辺り岸の緑を前景にして、神社の後ろの木々は背景として考えることにした。背景の山というか丘だけでは遠近は特徴がないので、遊歩道にかかる木の枝を覆いかぶせて中景の神社を映えるようにした。松林の中にわずかに見える神社、とりわけ松林が難しかった。池の奥、対岸左はハスの一群（隣から引き寄せた。）、他の茶色は、枯葉が池の端に押し寄せられていた。