図書館から「風景の描き方」よいう教本を借りて読んだ。そこには、写真を見て思い出しながら風景を描く方法も描かれていた。細部にとらわれず、印象を大事にということであった。
早速、最近の旅行で撮影した写真を取り出した。ヴェネティアの「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会」という有名な教会である。この教会は、サンマルコ広場から、または運河からとヴェネティアを描く人は誰も一度は描いている。私も、アカデミア橋から遠景で描いた油絵がある。今回は、初めて、サンマルコ広場の対岸に渡り、この教会を観光した帰りに振り向いてとった写真を元に描くことにした。
本当は、前景、中景はラフにと思ったが結局、私のいつもの手法に陥ってしまった。ただ、教会は遠景としては、こんなものかと思っている。
今回、アカデミア美術館の近くのレストランで夕食を食べたので、夕日に映えるサルーテ教会を見ることができた。ということで、夜景も綺麗であったが夕日に映えるサルーテ教会を描いた。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 F6号 2016/11/20
夕日に映えるサルーテ教会 ファブリアーノ紙P6号 2016/11/21
Views: 62