今年はエボラ熱と円安で外国旅行の気分にはなれなかった。水彩画教本を見ながら、何か想い出を描こうと思った。ちょうど写真を見ているとヴェネティアの中心部のカンポ広場の近くに観光客が集うゴンドラ乗場があった。ヴェネティアに行く度にここを通るが、派手な赤い内装のゴンドラが目についたのか写っていた。また、右に見えるピンク色の派手な建物はリスボナホテルで家内と娘が十数年前にツアーで泊まった三ツ星ホテルとのことであった。印象は良くなかったのか、その後旅行では、宿泊候補には成らなかった。 作画は、少し、写真とは違う描きかたをした。手前を暗くしたつもりだがまだまだ大胆さが足りない。もっと砕けた水彩絵の具をばらまいたような絵にしたいと思うのだが、勇気が足りない。 (2014年12月31日 記)
モイセ広場の乗場 P6号
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