今月の吉祥寺教室は雨の水曜日となった。出席者も少なめであった。
生け花はシャクヤクとアスターが中心で、菊がそっと覗いていた。
シャクヤクとアスター ワトソン紙 F8号 2024/04/24 (電球色下での撮影)
同上 昼光色下での撮影
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管理者 前田和男
12月の吉祥寺教室で先生から1枚の水彩画の写真を頂いた。当日、私は12月の生け花を描いた。3名の方は、標記の写真を題材にして描いていた。
私は、1月に入り、描く準備をしていたが、中々描けなかった。というのは、この作者は、明治時代の水彩画の大家で、標記の絵は国立近代美術館に飾られているようである。作者は1860-1950の存命で標記の絵は1896年製作とのことである。絵は34.4 X 51.6cmサイズとのことである。私が持っているファブリアーノ紙は35.5 X 51cm(P8号)なのでほぼ同サイズである。
いざ、模写を始めたのであるが、私の性格上、大家のような緻密が描けないことが判った。この画家は日本画のような筆致で描いているようである。
電球色下で撮影(黄色が誇張されている。)
模写、養沢 西の橋 ファブリアーノ紙P8号 2024/01/19
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10月の吉祥寺教室で先生から標記の写真を頂いた。いつか描こうと思っていたが1か月が過ぎてしまった。写真から見て秋の境内なので取り敢えず急いで描いた。細部を加筆しました。(2023/12/07)
東京スカイツリー、浅草寺境内から ファブリアーノ紙F6号 2023/12/07
今日はスケッチ会で駒込の六義園ということで出かけた。インターネットで調べると11月下旬が見頃とあった。少し早いと思ったが少し色ずいたところがあるだろうし作図も出来るのでと勇んで出かけた。10時前に着いた。
入口の受付で入場料(300円)を払って、内部に入ると受付のチーフらしき女性が追いかけてきて「11月中は観光客が多く混雑するのでスケッチ類は許可していない。」ということであった。困った。しかし、教室のグループの集合が決まっているのでと交渉したところ数人程度であれば、観光客に迷惑をかけない通路外であればということで13時ごろまでに退出するという条件で目をつぶって貰った。
六義園は広いところで観光客に邪魔にならない場所は多々あることが分かった。私は道路の三叉路に樹木がある下で描くことにした。ここだと前後を観光客が通るが通行の邪魔にならないので簡易腰掛を置いた。
結局、どういう理由か先生と仲間がこなかった。家に帰って計画書を見ても私の勘違いではなかった。
六義園 ファブリアーノ紙P6号 2023/11/03
現場から約2時間で引き揚げ細部は家で補筆することにした。
作図では中景の緑の樹木を省略して右の紅葉した樹木に置き換えた。