6月の吉祥寺教室で、私以外の同僚が描いていた場面を写真に撮って帰ったので、自宅で写真を見ながら描いた。
ただ、描き方を教室とは一部変えた。教室では、光の当たるハイライトは白のガッシュを使ったが、自宅ではマスキングを使い、その白色をベースに着色した。もちろん白のガッシュも使った。背景は、違うアプローチを使った。初めて緑色系の背景とした。
もう一枚の初夏の生け花 ファブリアーノ紙F6号 2023/07/06
photo
Hits: 33
管理者 前田和男
今月の通信講座は、表題のように「肖像を描こう」ということで肖像写真をモチーフに、人物画に挑戦することになった。先生の指導は基本的なカタチの捉え方を確認しながら、自由な色使いを楽しむこととあった。
描くコツまず、描こうとするモチーフを出来るだけ大まかなカタマリに置き換えて捉えるようにするのが、立体的に仕上げるコツです。頭部であれば、球体として捉えることから始め、球に沿って出来る明暗の変化を大きく捉えましょう。目・鼻・口は、球の表面の凸凹ですから、輪郭線に固執し過ぎず、球の立体に上手く溶け込ませることが肝心です。色については、どんな色合いの絵に仕上げたいのか、事前にイメージをはっきりさせておき、不要な紙に試し塗りしてから本番に取りかかりましょう。とあった。
ただ、数多く人物画を描いてきたが、私の一番苦手な分野で、何度かいても似せて描けなかった。今回も同じであった。もう少し手を入れて修正してみたいと思っています。顔を修正しました。カメラも室内モードに変えました。
前回の肖像画はどう見ても写真と似ていないので書き直しました。F5サイズが丁度写真の拡大版とほぼ同じサイズなので描きやすかった。(2023/05/30)
肖像画(書き直し) ファブリアーノ紙F5号 2023/05/30
肖像画 ウオータフォード紙F6号 2023/05/23(顔を修正)
photo
Hits: 37
1月の通信講座は20世紀アメリカのの写実絵画における代表的な存在であるアンドリュー・ワイエス(Andrew Wyeth)研究として彼の水彩スケッチ「ローデン・コート(Loden Coat)」の模写である。作中の女性はヘルガという女性がモデルと言われている。(注:ローデン・コートとは何かをWEBで調べたところチロル地方の猟師の知恵が詰まったコートのこと。19世紀の半ばから貴族が狩猟時に着始めた防寒具を起源とするとあった。今回は女性が着ているコートのことだと理解した。)
今回模写を試みる題材は、エスキースとドライブラシの中間的な仕上がりで、細やかさと大胆さが同居した、水彩による写生のお手本としても極めて優れた作品とのことです。
今回は、黄色、青色、赤色の3色で描く練習でした。私はシュミンケ・ホラダム社製のの229番ネープルスイエロー、494番ウルトラマリンファイネスト、352番マゼェンタを使うことにした。
ワイエスはこの作品の中で、明るさ・暗さを描き込む中で、モチーフがどんな立体なのか、という説明をしている点に留意して下さいとのことでした。(注:写真を交換)
ローデン・コート模写 ウオータフォード紙F6号 2023/02/03
アンドリュー・ワイエスの作品
Hits: 66