Gallery 前田

Gallery 前田は水彩画のホームページです。しかし、自宅では油彩、教室ではガッシュやパステルにも挑戦しています。

管理者 前田和男

05月

フラメンコダンサーを描く

久しぶりに人物、しかもフラメンコダンサーであった。朝10時から16時まで、おにぎりを食べながらの昼食時間を含めて7時間の作業であった。当然、P20号の大きな画用紙を持参した。

ダンサーは丸顔の若い女性であったが私は、女性には申し訳ないがおばさん風になってしまった。縦長のP20号なので、全身像を描くつもりでスタートしたが、30分のデッサン後、顔から着色してバランスを見るために廊下に出て4-5m離れて見ると顔が大きすぎて6頭身になってしまった。急遽、デッサンをやり直して(顔は着色済みなので)首から下を見直して腰まで程度でカットした。かわいい黒のダンサー靴は描けなかった。

ダンサーは、ピンクと赤、えんじ色に近いドレスに茶色のシースルーのショルダーを羽織っていた。ショルダーには可愛い刺繍があったが、これを描く緻密な腕は私にはないので、ショルダーの雰囲気を出せればと悪戦苦闘した。結果的には成功したと思っている。製作時間は20分のポーズを休憩5分を挟んで9回、合計3時間であった。この製作前にF6号用紙に20分のクロッキーを3ポーズ描いた。簡単な着色をしたが、消しゴムを使ってデッサンに時間をかけることが出来なかったの相変わらずのモデルに申し訳ない絵になった。2枚のみサムネイル画像でアップした。

 

フラメンコダンサー ファブリアーノ紙 P20号 2018/05/30

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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船とバラ園、ヴェルニー公園、横須賀

先に、この公園のバラ園をスケッチ会でパーゴラを中心に描いたが、この時、完了後、公園をひと回り歩いて写真を何枚か撮った。この時、港に方にカメラを向けると船が入港しており、船とバラ園という表題で帰って描くつもりでいた。とりあえず、バラ園見物の人々もいたので、人物も入れて描いてみた。

船とバラ園、ヴェルニー公園、横須賀  ワトソン紙 F6号  2018/05/21

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横須賀、ヴェルニー公園の薔薇

昨日は、大遠征であった。朝7時45分に家を出て、東京ー横浜ー京急汐入と到着したのは10時5分頃であった。先生と10時半に集合場所の時計台で会い、スケッチ場所を探して描き始めたのは11時頃であった。

この公園はバラ園としては有名らしく老若男女の別なく大変な人盛りであった。しかし、広いのでイーゼルを使い椅子に座ってスケッチしていても、カメラを構えたバラ見物の人に迷惑を掛けるわけでないので楽しく描けた。

ただ、対象物のバラを中心にどのような構図で描くか迷った。持参したP8号の画用紙を縦にするか横にするか中々決まらなかった。結局縦にして3個ぐらいのバラを中心に描くことにしたが、納得した構図にならず、結局、写真の通りでなく、パーゴラを中心に遠景、前景の構図を作成した。

ラフなデッサンで先生に説明して、構図を作成したことを告げ着色に入った。時々、途中経過で先生のアドバイスを受けながら進めた。ただ、終盤で、今日のスケッチ会は教室以外の自由参加の皆さんが多く、その方々を優先して指導するので、最後の講評と添削を行う時間が無いので、作品は先生に預けて、今月の終わりの人物画の時間に講評を受けることになった。

従って、自分としては、完成度は95-96%ぐらいであと30分程時間をかけて前景のバラと葉っぱを中心に陰影に取り掛かる段階で、ストップとなった。午後2時半ごろ現場を後にした。ただ、この時点の作品写真を撮影し、途中だかアップロードしました。     (2018/05/12)

先生からコメントが着いて返却された。ビルディングをトリミングした方がバラ園を強調出来てよい。また遠景の樹木はぼかす。  (2018/05/30)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横須賀、ヴェルニー公園 ファブリアーノ紙 P6号  2018/05/11—2018/05/30 加筆

 

 

 

 

 

 

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もう一軒の合掌造り

先日の日本民家園のスケッチ会で、仲間の皆さんが描いていた合掌造りを写真に撮っていたので描いてみた。

「江向家住宅」という富山県南砺市上平細島 18世紀初期建築を移築したもの。越中五箇山の合掌造り。豪雪地帯であることから柱や梁の材料が太く。また屋根の勾配が急斜面である。

絵画をブログにアップロードして、いつも気になるのが、実物の絵との雰囲気、感じである。今まで、閲覧者のパソコン、タブレット、スマホへの負荷を考えて、ドット数を減らしていた。するとどうしても絵が粗くなってしまう。今回、これを、4倍ほど濃くしたのが下の絵である。明暗がひと際良くなった気がしませんか。通常、絵画鑑賞は3-5m離れたところから観るのが良いと言われています。絵画展などで筆のタッチを気にする人は目を画面にくっつけて観ていますが。試しに比較してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドット数を通常の4倍ほど増やしたもの。(2018/05/08)


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合掌造り ホワイトワトソン紙  F6号  2018/05/04

 

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