Gallery 前田

Gallery 前田は水彩画のホームページです。しかし、自宅では油彩、教室ではガッシュやパステルにも挑戦しています。

管理者 前田和男

12月

クロッキー、女性を描く

昨日は、私の苦手な人物画であった。しかもクロッキーである。苦手意識のままではいつまでも躊躇するので勇気を出して参加した。図書館で借りた教本では、クロッキー(仏語)とは日本語では速写ということで、5-10分で人物の特徴を掴んで描くこととある。特に、試し描き、試し線を描かず一本の線で連続で人物を描くように練習するとある。当然、消しゴムを使ってはいけないとある。

昨日は、20分毎に5分の休憩をとり3ポーズを描き、最後に60分固定ポーズを途中で2回休憩を挟んで完成というスケジュールであった。通常は5分、10分でのポーズを描くが今回は20分なので色を付けて明暗部を強調するという指導であった。画用紙は全てF6サイズであったがクロッキーは専用用紙で色づけには適していなかった。最後の60分はワトソン紙なので水彩画としては良かった。

最初は、鉛筆コンテの黒で顔から描いたが顎がおかしいと思ったが消しゴムを使えないので、そのまま描いた。胸部は後で訂正線を描いてしまった。

2回目は4Bの鉛筆で描いた。顔の部分では消しゴムを使って調整した。

3回目は、鉛筆コンテの茶色で描いた。顔の表情は全然見えないポーズであったので体の特徴を描いた。

最後は60分なので、時間の余裕があったので、最初の20分は全体の形を2Bの鉛筆で辺りをとり主として頭部を纏めた。全体の辺りを描いた段階で、もう少し右寄せの必要があったが、全部消して描くのは時間的に余裕がななっかたので、そのままにして描いた。先生も、右手の指先が全部描けないがこのままにして良いとのコメントであった。いつもF6-F8号は2時間程度かけて描いているので60分ではもの足りず、もう少し手を入れたくなるが速写練習の一環として納得させた。

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白金台、八芳園の紅葉

八芳園に家族で食事し、庭園の紅葉を鑑賞してきた。上高地の大正池を描く際、二通りの描き方で行った。友人から、絵を描くステップを示した方が面白いとアドバイスがあり、絵画教本の真似をして見ることにした。確かに、自分でも反省する過程がはっきりするのでやってみた。

先ず、庭園の写真。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2Bの鉛筆で下絵を描いた。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

固有色を配色した。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗い部分を中心に描き、全体の感じを創った。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

これに樹木の枝を加える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮ったカメラが別の物なので色調が少し異なっている。この後。灯篭や枝周りの明暗に手を加えて最終仕上げに入る。


 

 

 

 

 

 

 

 

白金台、八芳園の紅葉   ファブリアーノ紙 P6号  2017/12/8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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